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新型コロナウイルスによる在宅生活 テレビ視聴時間の変化

世界中で感染が拡大している新型コロナウイルス。

日本においても、感染拡大防止のための不要不急の外出自粛や、学校の休校、在宅でのリモート勤務推奨、大規模イベントの中止など、新型コロナは我々の生活に多大な影響を与えています。

朝の時間帯に登校・通勤し、夕方から夜にかけて帰宅するという日常生活が一変し、一日中、家にいることが多くなっている今。
新型コロナの流行による、「巣ごもり生活」が拡大するなかで、テレビの視聴時間が増加しているのではないか。自宅での過ごし方にどのように変化が表れているのか。
弊社のテレビ視聴データを基に、新型コロナウイルスによるテレビ視聴の変化を解説していきます。

なお今回の内容は、2020年3月31日までの視聴データをもとに、分析・解説した記事です。

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平日 日中の視聴率はどの時間帯も総じて底上げに

比較するのは、2019年と2020年の3月最終週。

録画視聴は対象外とし、どの程度リアルタイム視聴が増加しているのかを調査するため、ライブ視聴率をもとに分析いたしました。

対象地域:関東
期間:2020年3月25日(水)~27日(金)/30日(月)~31日(火)/2019年3月25日(月)~29日(金)
放送局:NHK総合/Eテレ/日本テレビ/テレビ朝日/TBS/テレビ東京/フジテレビ(6局 7チャンネル)

朝8時から夕方18時まで。1時間毎の平均視聴時間の割合データを比較しました。

通常時であれば在宅率が低い朝8時から夕方18時は、2020年の3月最終週では、全ての時間帯で視聴率が上昇しており131%増加していました。
もっとも視聴率が上昇していた時間帯は14時台で前年に比べて146%の上昇でした。

国内の感染者が増え、政府や東京都をはじめとした各自治体からの不要不急の自粛要請がより一層増えたのが3月最終週だったということや、ウイルス感染防止のため会社には出勤せず、在宅ワークに切り替えている影響が大きいため、テレビ視聴が増えたと考えられます。

また、どうしても会社に出勤する必要がある社会人においては、満員電車を避けるための時差出勤で朝の時間帯の在宅率が上昇していることや、早い時間帯に帰宅する動きが強まっていることもテレビ視聴の増加につながっていると考えられます。

学校休校による子どもの在宅がテレビ視聴時間に大きく影響

次に、学校の休校による子どもの在宅率の増加に伴う、テレビ視聴時間への変化を調べました。
小学生/中高生/大学生の子どもと同居している世帯のほか、普段は出勤のため日中の視聴時間帯が低くなる、M2層(35-49歳 男性)、F2層(35-49歳女性)も比較対象に加えて、それぞれの世帯や層と比較した、テレビ視聴率の変化を分析しました。

関東全体を基準として比較し、各時間帯の視聴時間の増減を表したグラフです。

対象地域:関東
期間:2020年3月25日(水)~27日(金)/30日(月)~31日(火)
放送局:NHK総合/Eテレ/日本テレビ/テレビ朝日/TBS/テレビ東京/フジテレビ(6局 7チャンネル)

比較の結果、子供と同居している世帯のテレビ視聴時間はいずれも増加していることが明らかになりました。

特に、もっとも増加していたのは「中高生同居世帯」で、基準に対して131%の上昇率でした。朝の時間帯の視聴増加が顕著で、朝10時台では基準に対して136%の増加があったことがわかりました 。

「小学生同居世帯」では、朝8時台がもっとも高く132%の上昇率があり、「大学生同居世帯」では朝11時台、お昼過ぎの15時台が高く125%の上昇となっていました。

通常であれば通学のため家を出ている時間帯であるものの、休校の影響があり、この時間帯の視聴時間が増加しているものと考えられます。

一方で、M2層(35-49歳 男性)の視聴時間は基準(関東全体)に対して全ての時間帯で低い視聴傾向となっていました。
働き盛りの会社員が多く含まれる、M2層(35-49歳 男性)では視聴率の上昇はみうけられず、基準よりも低いことがわかりました。
M2層は、そもそもテレビの視聴時間が少ない傾向があることも考えられますが、情報収集はテレビではなく、ネットニュースやソーシャルメディア、YouTubeなどの動画配信サービスを中心に活用しているのかもしれません。

今回の記事では、外出自粛がより強まった3月最終週を中心に、テレビ視聴の傾向・動向を解説いたしました。
新型コロナウイルスの影響により、「巣ごもり生活」が増える中でテレビ視聴の上昇が様々な世帯や層で、顕著に表れていることがわかりました。

そして、ウイルス流行の終息はまだ見通せない中、2020年4月7日に政府より緊急事態宣言が7都府県に発令されました。

外出自粛と在宅生活が長引く可能性がありますが、今後も継続して視聴データをもとにした新型コロナウイルスによる、テレビ視聴の変化や動向をお伝えしていきたいと考えております。

記事公開:2020年4月8日(水)

#STAY HOME #SAVE LIVES

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